教育委員会廃止論
「教育委員会廃止論」のレビュー・感想

【教育基本法改正より効果はありそう】
題名とはちょっと違い、教育委員会制度を中心として、どのように教育を改革したらよいかを書いた本。
現行制度の問題点、ゆとり教育など現場を知らないトップダウンの改革の問題点、市町村教育委員会や学校の裁量の拡大の主張など、志木市で実際に行った改革を加味した提言をしているので、教育改革論議の福音になろう。
ただ、教師の質の低下を前提として書かれていること(根拠は?あと、精神障害を起こすと質低下?)、検定制度に触れていないところ(これも厳しい国の関与)、現行の県費負担教職員制度...

【現状についての、この上なく的を射た論考です】
ずばり結論を示したタイトルに引きつけられて、手にしました。
「人を教育するという営みには、イデオロギーが必要だ」という主張や、「教育委員会は、サービス業を実施していると見なすとよい」という論断は全くその通りで、どんなできごとに遭遇されて、このような持論を抱かれるにいたったのか、改めて著者に伺いたいと思いました。
また、第三章のV節の「机上の空論」を読んで、ああ、現下の教育委員会は、やはり「日本のなかのソ連」というしかないんだな、と強く感じました。
なお別の箇...

【すごいね】
教育委員会を廃止するってどういうこと? と半信半疑で読んだら、意外にわかりやすく今の問題点も書いてあって二重丸でした。今の義務教育制度ってかなり問題あるような気がした。教育だけに関係するわけではない人だからここまでストレートに書けるんでしょうね。
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